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社会 - 2007年9月23日

シドニー周辺で走行中の自動車への投石頻繁

NSW州政府は厳罰に向けて法改正を検討中
 高速道路を横切る陸橋などの上から、下を走る自動車に石やコンクリートを投げ落とすいたずらが今年に入って頻発しており、命に関わる頭部への直撃も起きており、政府は投石で人身事故が起きた場合の罰則を強化する方向で動いている。9月22日早朝の午前1時頃、ウロンゴン南のダプトで、アイステッドフォッド演技帰りの学童の乗ったバスがボング・ボング・ロードを走行中、バイクに乗った若者3人がバスに向けて石を投げ始めた。学童の一人で10歳の少年が、割れた窓ガラスの破片を浴びた。少年は大した負傷もなく、両親に伴われてそのまま帰宅したが、ある警察官は、「とんでもない連中だ。こんなことをするのは馬鹿な連中以外にない」と激怒を隠しきれない。「警察はその地域をパトロールしたが、バイクに乗った犯人たちを見つけることはできなかった」と証言している。21日の午後7時には、ウロンゴン南のウナンデラをドライブ中の32歳の男性、その妻、6歳になる男の子がノーラン・ストリート橋の下を通りがかった際に、何かが前面ウインドウに当たり10セント硬貨大の穴が開いたが、負傷者はなかった。2007年7月には、ニコール・ミラーさん(22)が、車の窓から飛び込んできた石で頭に重傷を負い、危険な状態になった。この事件ではカイアマの22歳の青年が訴追されている。警察と政府は模倣犯の続出を懸念しており、結果によっては最高懲役15年の刑が待っていることを社会全般が話し合ってもらいたいとしている。9月18日には、シドニー北部の海岸町で、車の後部窓から投げ込まれた石で17歳の青年が頭に負傷する事件があったが、同乗者の証言が嘘で、青年と友人が卵や水風船を投げつけるいたずらをしている時に、投げつけられた何者かが報復に石を投げつけたらしいことが明らかになった。(AAP)


この記事はAAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。
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