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社会 - 2006年8月10日

白血病の少年に援助

センターリンクが決定変更
 パース郊外カーライルに住む16歳の少年、マシュウ・ピアースさんは今年6月に白血病の診断を告げられた。その後センターリンクに障害者援護手当 (DSP) を申請したところ、8月4日に申請却下の返事を受け取った。センターリンクの却下理由は「少年の白血病は一時的な障害」ということであった。この事件が報道されるとセンターリンクに対する非難が巻き起こり、連邦政府福祉サービス担当のジョー・ホッキー大臣が介入し、センターリンクの決定を覆し、ピアースさんに手当の給付が行われることになった。マシュウさんの母親ビッキーさんは、息子の看護のために退職しており、「マシュウは他の子供達のように外に出てパートタイムの仕事に就くこともできません。歩くことさえやっとなのです」と、センターリンクの仕打ちに怒りをぶつけている。マシュウさんはセンターリンクのアセスメントの際にも車椅子で行かなければならなかったが、センターリンクの建物はバリア・フリーにさえなっておらず、通りがかりの警察官が手伝ってマシュウさんをセンターリンクに運ばなければならなかった。センターリンクではピアースさんに謝罪の手紙を送ったが、所長のハンク・ヨンゲン氏は「連絡の不備」を原因としている。野党の雇用問題担当ペニー・ウォン上院議員は、ホッキー大臣の介入を歓迎すると同時に、「この問題が報道されていなければ、マシュウさんは今もDSPを受けられないでいたことでしょう。他にも大勢の人がこのように制度の隙間で保護を受けられないでいるかもしれない」と批判している。(AAP)


この記事はAAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。
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