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政治 - 2006年8月13日

豪軍の国連レバノン暫定軍増強参加検討

政府、少人数の兵士をあわてずに派遣か
 12日に国連安全保障理事会で「レバノンにおけるイスラエルとヘズボラの戦闘の即時停止」決議が満場一致で通過した。アレクサンダー・ダウナー外相は決議を歓迎するとともに、1万5000人の増強軍にオーストラリアも少数ながら兵士を派遣する用意があると語った。ただし、国連軍に兵士を派遣する国がどれだけ早急に必要な人員を用意できるかということにかかっており、また、ヘズボラがまだ決議に対する態度を示しておらず、しかも安保理決議後もイスラエルがむしろレバノン侵攻を拡大している状況で、戦闘のまっただ中に兵士を送り込む国はありえない。レバノン暫定軍がいつレバノン南部にイスラエル軍とヘズボラのに割って入るかもまだ予想ができない。オーストラリアは既に国防軍兵士をいくつもの地域に派遣しており、それほどの余力があるわけでもない。「当然ながら、我が国は大規模な軍隊を送ることはできない。おそらく特殊な技能分野や後方支援というところになるだろう」とダウナー外相は語っている。オーストラリアはすでに日本と同じようにレバノンの国連レバノン暫定軍に10人前後の兵士を派遣しており、平和維持軍としては20年以上にわたる最長期派兵である。決議ではイスラエル・レバノン国境に沿ってブルー・ラインを引き、このブルー・ラインとリタニ川の間には国連軍とレバノン正規軍以外の戦闘部隊を置かないことが条件になっている。(AAP)


この記事はAAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。
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