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政治 - 2006年8月15日

胚性幹細胞関係の法律に党規制適用せず

ジョン・ハワード首相声明
 これまでハワード首相は、胚性幹細胞研究に関する法律が国会に出された場合には、議員が信念に従って投票すことを禁じていた。しかし閣議で胚性幹細胞研究のクローニングを禁じる従来の政策の維持を決めた後、この問題に関して首相に訴える議員が多いと説明し、もし法律が出された場合には個人の信念に従って投票することを許す話した。また「このような問題では政府の見解を押しつけることはできない」と語ったと伝えられている。民主党のナターシャ・ストット・デスポーヤ上院議員は幹細胞研究に関する議員立法法案提出を考えているが、同党スポークスマンは、同法案が決議にかけられるかどうかは不明だと説明している。国会規則では政府が法案を投票にかけることに同意しない限り、通常は投票にかけられずそのまま廃案になる。しかし避妊薬RU486認可問題や北部準州の自発的安楽死に関する法律を覆した時には異例の措置をとっている。幹細胞研究については、今後9月上旬にでも与党議員会議で討議することになると見られる。またハワード首相は、特別フォーラムを開き、関心のある議員が専門家の説明を聞くことができるようにすると約束した。(AAP)


この記事はAAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。
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