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政治 - 2006年8月21日

アフガニスタンに再派兵

400人の復興特別任務部隊
 8月22日夕刻にダーウィンを発ち、アフガニスタンのオルズガン県に向かう約400人の部隊が、20日、ダーウィンのロバートソン駐屯地において出発式のパレードを行なった。ブレンダン・ネルソン防衛大臣が挨拶し、「部隊の任務は危険であるが、世界中で対テロの戦いを続ける上で重要な任務だ。アフガニスタンは安定した安全な将来を築くために外国の支援を必要としており、そのために支援することはオーストラリアの利益にかなうことでもある。我々は同盟国と結束し、我々の価値観を防衛しなければならない。もし我々が任務を怠れば、次の世代が相手することもできないような世界権力の人質となる禍根を残すだろう」と訓示した。約400人の内訳は、工兵派遣部隊が240人とそれを防衛する装甲車を備えた歩兵部隊150人。「オーストラリア軍はアフガニスタンではオランダ軍の率いる全県復興チームで重要な役割を担う。全オーストラリア国民は、国のために戦うオーストラリア国防軍の軍人兵士を誇りにすべきだ。現在は家族にとっても非常に難しい時期で、私たちも諸君の家族たちへの気遣いでいっぱいだ。この作戦は多大な貢献を要求するかもしれないが諸君の成功を祈る。アフガニスタンの戦況は危険で困難だが、兵士は派遣準備ができている」とも語っている。ハワード首相は、8月の国会で「この任務は非常に危険で、犠牲者が出る可能性も楽観することはできない」と述べている。兵士派遣は、タリバンの活動が高まっており、また稜線の雪が融けて消えるため、戦闘部隊の活動がやりやすくなる時期に重なっている。先月、アフガニスタン南部では民兵との戦闘があり、オーストラリア軍特別部隊の6人が負傷、1人は治療のため本国に送還されたばかり。(AAP)


この記事はAAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。
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