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社会 - 2006年8月27日

ジュニア・スポーツ団体、保護者教育ビデオを提唱

保護者の声援が過熱
子供のスポーツを声援する保護者が過熱し、相手チームを罵倒したり、ケンカに発展する傾向は、オーストラリアでは「醜悪な両親症候群」と呼ばれている。8月26日にバルメイン・ジュニア・ラグビー・リーグが主催し、イエンマ州首相とサンドラ・ノリ・スポーツ大臣を招いて、スポーツ・ケンカ警告のビデオの発表会が開かれた。席上、ジュニア・スポーツ団体は政府出資でテレビ広告することを要望したが、州首相は、「親たちはNRLやAFLやA-リーグに行くから、その会場の大画面で流す方が効果的」と取り合わなかった。それに対して、ジュニア・リーグ側は、「スポーツ・リーグだけでなく、草の根レベルで親に教育しなければならない。ジュニア・リーグに子供を連れてくる親にも、一部の親の粗暴な言動は許容されないこと、決して許容しない気風を作り上げようとしていることを宣伝しなければならない」と語っている。発表されたビデオでは一人の親が審判を罵倒し、プレイヤーや他の親にも攻撃的な言動を示している場面が続き、親がプレイヤーや審判を罵倒することが恥ずかしいことと感じさせている。ノリ大臣は、「スポーツは子供に生き方を教える場。審判が誤審しても、子供がボールを逃しても、過ぎたこととして処していくことが大切。スポーツをみじめな体験にしないこと」と語った。(AAP)


この記事はAAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。
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