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政治 - 2006年8月30日

クイーンズランド州選挙

野党保守連合、苦戦の見通し
 8月30日付オーストラリアン紙が報道したNewspollの世論調査によれば、労働党はプライマリーの得票数だけで52%を獲得しており、少数政党のプレファレンス票に頼らなくても過半数の議席を抑えることができることが明らかになった。対して自由党支持率は20%、国民党はわずか16%を得るにとどまる。野党党首は30日はケアンズで選挙戦を展開するが、苦戦を強いられそうである。この世論調査は、8月26日から27日にかけての週末に1000人の有権者を対象に行なわれたもので、労働党対保守連合二者択一の設問でも58対42と労働党が優にリードしている。ビーティ州首相に対する満足度は47%。一方、ローレンス・スプリングボーグ野党党首に対する不満足度は45%とこれまでの最高を示した。スプリングボーグ氏は、野党はこれからもっとも重大な段階を迎えると語り、「選挙戦はこれから本調子になる。選挙結果を左右するのはこれからだ」とABC放送のインタビューに答えて語り、「選挙戦中にはなんやかやと些末な問題が起きるが、それが選挙戦というもの」と続けた。また29日、自由党のフレッグ党首は、州の病院に3,000万ドルの予算で産科病棟設置を公約したが、スティーブン・ロバートソン州厚生大臣はその現実性に疑問を呈した。(AAP)


この記事はAAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。
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