QLD州の20市町、節水協定に署名
13万戸に節水インセンティブ
クイーンズランド州南東部の20の市町カウンシルが、住民に節水を呼びかける協定に署名した。この協定では州政府と連邦政府の補助金を受けるホーム・ウォーターワイズ・サービスが、住民各戸に自宅の水使用量を減らす協力をする。クイーンズランド州南東部自治体首長会議議長キャンベル・ニューマン・ブリスベン市長によれば、住民は、20ドルで、節水型のシャワー・ヘッド、蛇口に泡を入れる装置、水漏れ修理などの器具、サービスを受け取ることができる。認可水道工事業者が住宅に出向き、節水型器具を取り付ける他、節水方法を住民に説明する。その他のインセンティブとして、天水タンク、節水型洗濯機、プール・カバー、2ボタン式水洗タンクなどを購入設置すると経費の一部払い戻しを受けることができる。個人住宅だけでなく企業向けにも類似のプロジェクトが発足している。ニューマン市長によれば、渇水時には住民も協力的で毎日推定740メガリットルを節約している。しかし、この地域は急激な人口増大を経験しており、2026年には人口も400万近くになると予測されており、需給バランスを保つためにはさらに節水方法を考えなければならず、2050年には年間さらに30万メガリットルの節約が必要になると推定されており、さらに多くの住民が天水タンクを備え付け、節水型のトイレやシャワーヘッドに交換することが求められる。(AAP)
この記事はAAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。
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