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政治 - 2006年8月27日

QLD保守連合、観光に予算3,100万ドル

上乗せを公約
 8月27日、クイーンズランド州野党自由党のローレンス・スプリングボーグ党首は、選挙運動中のゴールドコーストで、「クイーンズランド州の稼ぎ頭の一つ観光業がサイクロン・ラリーの猛威や石油高騰などいくつかの問題で打撃を受けた。その観光業を立て直すため、保守連合が政権を取れば今後3年間で3,100万ドルの投資を行なう」と公約した。「ビーティ政権は観光産業を無視しており、十分に尽力もしてこなかった。保守連合の観光産業政策として、会議やイベントの国際的ハブとして州を宣伝するビジネス・ツーリズムの確立、州のマーケティング戦略にあわせた航空路線を判定するための調査活動、観光教育ユニットの設立、ワイン産業プロモーション予算増額、3百万ドルの地域観光プロモーション予算などを挙げた。スプリングボーグ氏は州の経済に占める観光業界の利益は84億ドルにものぼると語った。一方、ピーター・ビーティ州首相は、ブリスベンにオーストラリア最大の小児病院を設立すると公約した。この病院は南ブリスベンのメイター病院キャンパスに7億ドルをかけて建築、400床の規模になると語った。最初の病室は2011年に開設し、2014年には竣工する。「完成すれば世界最高の小児病院になる。独立した小児病院があれば子供の治療もさらに優れたものになる」と語っている。3月に発表された専門家パネルは、クイーンズランド州の小児科循環器系医療の水準には問題があり、スタッフも不足している。またいくつかある小児科病院を統合すべきである、と勧告していた。選挙戦もたけなわとなり、公約合戦も気前良くなってきている。(AAP)


この記事はAAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。
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