NSW州警察、刑務所の房を開放
APECサミット中の大量逮捕者に備え
8月24日、NSW州警察のアンドリュー・スキピオーン警視総監補は、9月7日から9日までのAPECサミット中にAPEC反対のデモで大量逮捕者が出ることを予想し、同会期中は、軽微な犯罪で週末のみの服役判決を受けている受刑者の服役を免除することを発表し、異常な措置を弁護する声明を出した。州警察の措置は、連邦政府からNSW州政府に宛てて、大量逮捕に備え、刑務所に500人前後の「空き部屋」を設けるようにとの要請があったことを受けたもの。スキピオーン警視総監補は、「政治的抗議の民主的権利を行使した者を逮捕して閉じ込める意図はないが、財産に損害を与えたり、警察官を危険にさらそうとする者には断固とした処置を取る。刑務所の房を解放するのは、暴力的な抗議に訴える者を収容するのに十分なスペースを確保したいため。暴力に訴えようとする者にはっきりと警告を与えることになると思う。暴力に訴える者がいれば警察は断固とした態度を取る。そういう者は、刑務所の房を中から眺めることになる」と語った。警視総監補は、「警察が受け取った情報によれば、会期中には大量の逮捕者が出ることが確かだ。十分な用意をしておかなければならない」と語った。(AAP)
この記事はAAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。
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