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政治 - 2007年8月01日

椿事、労働党議員対立党候補応援

組合議員公認反対で、党除名の可能性も
 今期で引退するタスマニア南部選挙区選出のハリー・クイック労働党議員は、7月31日朝、フランクリン選挙区の自由党のバネッサ・グッドウィン候補やジョー・ホッキー労使関係大臣と同伴でコミュニティ・ホールに現れ、両者とともにビンゴで時間を過ごした。バネッサ・グッドウィン候補は、先日、ジョン・ハワード連邦首相が応援演説に来島した折り、ラジオ番組で何度か候補者の名前を聞かれてその度に言葉を濁し、最終的に候補者名を失念したことを白状した話題の候補者。クイック氏は、タスマニア州の自分の選挙区でグッドウィン候補を支持しているわけではないと発表したが、同時に「ケビン・ハーキンズ氏もいい候補者ではない」と念を押した。報道陣に労働党がどう対応するかと聞かれたクイック議員は、「さぞかしいまいましいと思うだろうが、知ったことではない。ケビン・ラッド党首には、ケビン・ハーキンズ氏が適任ではないことを伝えた。ラッド党首には首相になってほしいが、首相になってから、ケビン・ハーキンズ氏の前歴で大失点をこうむることは望まない」と語り、ケビン・ハーキンズ氏を、違法ストライキ指導で民事裁判が進められており、電気労働組合(ETU)から大金を引き出しており、党員スタッキングを行った上に、フランクリンの安定地盤には何の努力も注いでいないと批判している。遊説先のアデレードで事件を聞かされたケビン・ラッド党首は、「いかにもハリーらしい」と笑い飛ばしたが、労働党のティム・ガートレル全国書記長が事件をタスマニア州党運営委員会に照会、運営委員会は、8月3日に会議でクイック議員の進退を決める。(AAP)


この記事はAAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。
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