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政治 - 2007年8月23日

オーストラリア国民、治安に不安

個人の安全から国内治安まで
 ニューズポルは、全国の様々な社会階層から抽出した1,200人を対象に、世論調査を実施した。その結果をユニシス・セキュリティ指数としてまとめたが、治安不安が2四半期連続で増しており、集団治安不安の度合いを144/300としている。ユニシス・アジア太平洋地域のアンドリュー・バークラ副社長は、「144/300は、国民全般の治安に対する不安は中程度の上端近くまで高まっている」と語り、「我が社の調査は、国内治安、個人安全、経済不安、インターネット防犯の4つの分野に絞って国民の安心感を調べており、現在1年半のデータが揃っている」と語った。また、「もっとも顕著なのは国内治安で、14ポイント上昇しており、特にテロリズムに対する不安が強い」としている。世論調査の前には、ロンドンの自動車爆弾未遂事件、グラスゴーの空港建物突入事件、インド人医師モハメド・ハネーフ氏逮捕追放事件などが起きている。「イラク戦争も除外することはできない。そもそも国民がリラックスする理由が何も見あたらない」と語っている。調査では、社会階層全般にわたって、4つの分野すべてで不安が強まっており、国内治安は14ポイント増で158、公定歩合とクレジットカード借金膨張が引っかかっている経済不安は10ポイント上がって147に、インターネット犯罪に対する不安は6ポイント上がって133ポイント、個人の安全は10ポイント上がって139ポイントに達している。バークラ氏は、「不安の増大は、連邦政府の『脅威論』キャンペーンが成功したことを示しているが、その不安を鎮めるのは政府の責任だ」と語っている。(AAP)


この記事はAAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。
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