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政治 - 2007年8月24日

州立病院を連邦病院に改編

ラッド労働党の医療制度改革
 8月23日、連邦労働党のケビン・ラッド党首は、「労働党が政権を取れば、20億ドルの医療制度改革の一環として全国の州立病院経営を連邦政府の管理に移すことも検討すると語った。声明の中で、「オーストラリア国民は、医療制度負担をめぐって州政府と連邦政府が互いに責任をなすり合うのを見てきて、政治家にはうんざりしている」と語り、首相になれば、全国の保健と病院の制度を改善すると公約した。まず、政権に就いてから100日以内に全国保健病院改革委員会を設立し、改革計画を編成させる。第一に、保健と病院の制度を改善するため、20億ドルの投資を行う。制度の重複や管轄範囲の重なりをなくすため、全国保健・病院改革計画を編成するが、2009年までに州および準州政府が合意できなかったばあいには、全国750の公立病院の財政管理権を連邦政府に移管する。ただし、その場合には国民投票で国民の意思を問う。連邦政府の病院運営を国民が支持した場合には、病院運営モデルを編成する。連邦政府は病院の財政責任を負うが、公立病院の運営については地域コミュニティが参加して行うなどを骨子としている。一方、連邦政府のトニー・アボット保健相は、「労働党の公約は『メクラヘビに怖じず』だ、タスマニア州のマージー病院の連邦政府介入の成果も見ずに全国の病院の管理を20億ドルで引き受けるなんて」と語っている。(AAP)


この記事はAAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。
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