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政治 - 2007年8月19日

SA州も今年の連邦選挙激戦地に

ハワード首相がSA州自由党支持者集会で演説
 8月18日、ジョン・ハワード連邦首相は、アデレードで開かれたSA州自由党幹事会で演説し、SA州5議席のうち3議席を連邦自由党議員が占めているが、今年末に予定されている連邦選挙では、SA州が激戦地になるだろうと語った。また、2005年にピーター・コステロ財務相がジャーナリストとの昼食会で、「ハワード首相では次の選挙には勝てない」と発言したとされる事件についても、「今年の選挙は接戦になる。しかし、勝てる選挙だ。勝てるだけではない、勝ってみせる」と語った。また、「SA州有権者の票を引き寄せるために相当な額の財源を州に振り向ける」と語った。既にハワード首相は、アデレード市内と南部を結び、勢力が伯仲する2選挙区のそばを通る自動車道の拡幅に1億ドルを約束している。さらに、「保守連合が連邦政権を握るために、SA州の動向が重要だということは忘れていない」と語り、選挙戦術として、保守連合最大の強みの一つ、「経済手腕」を強調し、「アメリカのサブ・プライム・モーゲッジ破綻で国際市場が乱高下している。このような時期に政権を交代させるべきではない」として、「オーストラリア経済は、保守連合の経済手腕が優れており、アメリカから波及した市場溶融からもかなり隔離されている。今になってケビン・ロッド労働党党首も同じ能力を持っていると語っている。今更、労働党には経済責任能力があるふりをするのはとんでもない偽善だ。このような危険な時期にピーター・コステロ氏のかわりにウエイン・スワン氏を財務相に据えようとする者がいるだろうか」としている。(AAP)


この記事はAAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。
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