VIC、新州首相にジョン・ブランビー氏
各界から祝福の挨拶殺到
7月30日、長年雌伏に耐えてきたジョン・ブランビー氏がようやくという感じでVIC州労働党党首に指名され、スティーブ・ブラックス前州首相の任期の残りを引き継ぐことになった。VIC州経営者商工会議所(VECCI)は、ブランビー氏の指名を支持し、経済界も同氏の州首相就任を歓迎すると述べた。また、ウエイン・ケイラー・トムソン会頭代理は、VECCIや経済界は以前からブランビー氏とは良好な関係を続けており、州首相という地位でさらに関係を発展させられるだろうと語ったが同時に、「州首相としての最大の重責は、海外企業との激烈な競争、地球温暖化、技能者不足、豪ドルの高値など様々な難関を乗り越え、州経済の競争力を維持し続け、同時に2030年までには人口がさらに100万人は増えると予測されている州の基幹インフラストラクチャを充実させることにあると忠告した。同時に、ポート・フィリップ湾の水路海底掘削など重要なプロジェクトを優先させ迅速に認可するよう希望した。豪観光運輸フォーラム(TTF)は、ブランビー首相の下で、VIC州が今後も大規模なイベント開催地の役割を成功させることを信じているとしたが、クリストファー・ブラウン理事長は、「ブランビー新首相が常に目を光らせていないと、イベントを他州に横取りされる可能性がある。特にQLD州やNSW州は一部のイベント開催権を奪い取ろうと虎視眈々だ」と警告した。ブランビー新首相が卒業したメルボルン大学は、「ブランビー氏は、VIC州の研究と開拓の面では優れた業績がある」と述べた。その他、豪産業グループや豪不動産会議なども祝辞と要求半ばの挨拶をおくった。(AAP)
この記事はAAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。
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