医学研究に5億6,000万ドル
連邦政府が助成金発表
9月25日、ジョン・ハワード連邦首相は、50件を越える大学その他研究機関の保健・医療研究に総額5億6,000万ドルの研究助成金交付を発表した。この助成金は連邦政府の2008年全国保健資金の一環として、心臓病、肥満、ガン、児童保健、抑鬱症、喘息や糖尿病などの慢性病の研究に交付されるもの。25日、ハワード首相は、シドニーのHeart Research Instituteを訪問し、3億3,600万ドルが、49医学研究機関の660余りのプロジェクトに交付されると語った。また、「循環器系疾患や1型糖尿病の研究など、権威のある研究チームが大規模な共同研究を行っており、1億600万ドルの助成金がそのような研究プログラム12件に交付される。二人の優れた研究者、マシュー・クーパー博士とウェンディ・ホイ教授には、名声高いオーストラリア・フェローシップ賞が贈られ、それぞれ400万ドルの助成金が交付される。また個々の研究者の研究生活を支える総額5,000万ドル余りのリサーチ・フェローシップが88人に与えられる」とした。1型糖尿病の研究には1,500万ドルの助成金が交付され、資金残額は研究機関のインフラストラクチャや設備に充てられる。また、1996から2009年までにh、医学研究助成金は5倍に成長することになると語った。助成金5億6,000万ドルは2007年度予算にすでに組み込まれている。(AAP)
この記事はAAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。
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