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政治 - 2007年9月22日

さらに7,300万ドルの膨張

シドニー脱塩淡水化施設建設費
 9月22日付けフェアファクス系紙は、シドニー・ウォーターが水道料金値上げを申請しており、その原因の一つとして、ボタニー湾に建設中の脱塩淡水化施設の建設費が上方修正されたことが挙げられている。値上げ申請書類には、プロジェクトの経費が、6月のモリス・イエマ州首相の建設発表時には17億だった見積額が18億3,000万ドルに膨れ上がっていることが示されている。シドニー・ウォーターは、ボタニー湾に近いカーネルに建設予定の脱塩淡水化施設の経費をカバーするため、今後4年にわたり、世帯の水道料金の33%値上げを要求している。水道局は、シドニーの一部の豊かな市民が飲料水を買って庭の水撒きに使っていることが報じられた後で猛烈な批判にさらされている。シドニー市は依然としてレベル3の節水が施行されているが、シドニー・ウォーターがニューズ・リミテッド系紙に明らかにしたところによると、給水車に売却した水に関しては節水キャンペーンが適用されない。給水車はそのほとんどが雨水タンクを満杯にするために用いられているが、先週には、パッカー家の周辺でガーデン・タンクに注水しているところを目撃されている。運転手は、その後でシドニー・ウォーターの消火栓から車に給水した。目撃した近所の住民は、「完全に合法的な行為だろうが、どう見たっていかがわしい行為だ」と語っている。(AAP)


この記事はAAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。
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