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政治 - 2007年9月01日

留学ビザの英語能力基準強化

移民目当ての留学生増加で
 9月1日より、海外留学生がビザを切り替えてオーストラリア滞在延長を申請する場合、これまでより高い水準の英語能力が必要になる。また、一般技能移民プログラムも、専門技能、技術、管理職などの技能でオーストラリア移民を申請する場合、国際英語検定制度でスコアが6または「competent English」の水準を達成しなければならなくなる。これまでの最低基準は、スコアで5または一般職レベルの英語能力だった。ケビン・アンドリューズ移民相は、海外からの留学生で、大学を卒業した後、オーストラリアに住んで働くことを希望する者が多く、この英語能力基準改定でもっとも影響を受けるのは海外留学生だろうと語っている。また、オーストラリアの大学で取得した資格の水準が高ければ高いほど、また技能職経験や英語能力が高ければ高いほど移住許可点数制が有利になる。アンドリューズ移民相は、「この改定は、一般技能移民申請者にとって労働市場が有利になり、また豪企業が必要とする技能労働者の供給を改善することになる」としている。また、既にオーストラリア国内で学んでいる海外留学生が技能職業経験を積んだり、英語能力を向上させたり、専門職実地訓練を受けている間はオーストラリアに滞在できるよう新しい短期滞在ビザが設けられる。さらに認定海外教育機関を最近卒業し、オーストラリア国内で求められている技能を持っている者向けの短期滞在ビザも新設される。ジュリー・ビショップ教育相は、ビザ条件の改正でオーストラリアの大学の国際的評価が維持されることにつながると語っている。また、ビザ制度を簡略化するため、技能移民ビザのカテゴリーとサブ・クラスの種類も減らされる。(AAP)


この記事はAAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。
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