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政治 - 2007年9月09日

「ハワード首相が保守連合を勝利に導く」

ダウナー外相が支持発言
 ジョン・ハワード連邦首相の支持率が徐々に低下していくばかりでなく、今年に入って首相がどんな戦術を繰り出しても効果を現さないどころか、時として逆効果になるという現象が進んでいる。かつてなら支持獲得に成功しているはずの戦術ですら失敗している状況には与党政党内外の保守派にハワード氏の首相退陣を要求する声も挙がっているが、9月8日、報道陣の質問を受けたアレグザンダー・ダウナー外相は、「ハワード氏は憲法で定められた期間に選挙を実施し、かつ投票日まで保守連合を率いて戦う」と断言した。また、最新の世論調査で労働党が支持率で与党保守連合を18ポイントも引き離しているが、ハワード氏も与党幹部も保守連合の勝利を疑っていない。ダウナー外相は、「オーストラリア経済が強力に成長していることと、APECに示されるように、オーストラリアが世界に向けて誇りと自信に満ちた国家として姿を現していることを考えれば、有権者も、選挙間際になって、せっかく獲得した利益を海のものとも山のものともつかないラッド氏に任せていいのだろうかと考え直すはずだ」と自信のほどをみせた。また、選挙早期実施圧力は野党労働党からしか来ていないと語り、「閣僚でハワード氏の引退を望む者がいるとしたら、彼らは私にそのことを隠していることになる。私は閣僚とも時々話をするのだが、そういう意見を聞いたことがない。ハワード氏が最後まで保守連合を率いて戦う決意でいることは誰も疑うことができない」としている。(AAP)


この記事はAAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。
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