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政治 - 2007年9月11日

過半数が保守連合の敗北を予想

選挙賭博は労働党の配当率が下がる一方
 9月10日付フェアファクス系紙がACニールセン世論調査結果を掲載した。この世論調査によると、回答者の61%が今年実施される連邦選挙で労働党が圧倒的な勝利を獲得すると予想している。野党労働党のケビン・ラッド党首の実績評価率は8ポイント上がって67%になり、ジョン・ハワード首相の評価は50%のまま一定している。また2党選択でも労働党が4ポイント上げて57%と、保守連合の43%との差が14ポイントに広がった。支持政党設問でも保守連合支持者が2ポイント減って39%、労働党は3ポイント上げて49%になった。調査は、ジョン・ハワード首相が世界の檜舞台「APEC」の主役を演じている間の9月6日から8日にかけて実施されたが、APEC期間中にハワード首相が国民の支持を失っていたことになる。また、ハワード首相が、「保守連合リーダーの座を降り、ピーター・コステロ財務相に譲ることはなく、選挙まで保守連合を率いていく」と断言した後で発表された。選挙賭博のスポーティングベット・オーストラリアでは、9月10日にも一挙に10万ドルを賭ける人物が現れ、配当率は$1.38まで下がった。保守連合の配当率は$2.90となっている。10万ドルが賭けられまでは、APECで保守連合の株が上がらなかったため、すでに労働党配当率が$1.40に、保守連合が$2.85になっていた。スポーティングベット社のマイケル・サリバン社長は、「10万ドルの賭けは10日午後に現れたが、有権者が労働党の圧勝を確実視していることを示す。大口の賭け客は滅多に予想を間違えないもので、これで勝敗はほぼ決まったようなものだ」としている。また、保守連合党首交代については、「もしハワード氏が降りれば、労働党の配当率は$1.10まで下がると思う」としている。(AAP)


この記事はAAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。
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