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政治 - 2007年9月18日

経済界、「技能労働者構想」に慎重な歓迎

ラッド党首の「スキルズ・オーストラリア」
 労働党に10%を越える支持率差をつけられている自由党が何の打開策も打ち出せないまま内紛に明け暮れている間に、勢いに乗った労働党のラッド党首は新政策を打ち上げ、ジョン・ハワード首相に政策対論と選挙日発表を迫っている。9月15日には、自由党が押さえている、ジョン・ハワード首相が「上昇志向住民地域」と形容するリンゼー選挙区のペンリスで演説し、現政府の経済政策の弱点の一つ、「技能者不足」を標的とする政策を発表した。その名も「スキルズ・オーストラリア」と呼ぶ連邦レベルの委員会で、「これまで企業は技能者不足のために全面的な展開を抑えられてきた。ここにこそ国家的なリーダーシップが必要とされている。スキルズ・オーストラリアは独立した法定機関として、将来要求される技能分野を調査し、政府に具申することを任務とする」と説明した。委員会は、エコノミスト、経済界リーダー、学界、教育訓練機関代表の7人の委員で構成される。豪産業グループのヘザー・リダウト理事長は、「その委員会の詳細が分かるまで慎重にならざるを得ないが、そのような性格の機関は有益なのではないか。現在、企業にとって技能者不足が喫緊の問題になっているが、簡単に解消できるものではなく、今後も長年にわたって続くことと思われる。業界の信頼を受け、幅広い分野にわたる知識と経験を備えた産業界、学界、教育訓練機関の代表で構成された委員会が政府に適切な助言を与えることは非常に有用だと思える」と語っている。(AAP)


この記事はAAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。
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