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政治 - 2007年9月24日

保守連合支持率僅かに上がる

新ギャラクシー世論調査
 9月24日付のメルボルンのヘラルド・サン紙は、9月22日23日に1,018人を対象に実施されたギャラクシー世論調査結果を報道した。自由党内の動揺を抑え、党内結束を演出したジョン・ハワード首相の努力も、ケビン・ラッド党首に投げられた個人中傷もそれほど効果をもたらさなかった。2党選択での支持率は労働党56%に対して保守連合44%と、保守連合が2ポイント盛り返しているが、依然として労働党の圧倒的優勢。リーダー評価でも労働党が46%に対して保守連合は41%だった。一次得票では労働党の46%に対して保守連合が40%と、保守連合がやや盛り返している。ピーター・マクゴーラン農業大臣がスカイ・ニューズのインタビューに答え、「まだ劣勢なのは確かだが、保守連合は着実に盛り返している」と語った。また、ABCラジオに出演したマルコム・タンブル環境大臣は、「有権者は、投票日が近づくにつれて、労働党の聞こえのいい言葉よりも現実の問題を考え始める。特に気候変動などの課題だ。保守連合と労働党とのどちらが現実的な成果をもたらすか。タンブル大臣は、「長年暮らしてきたこの地域の問題、国内・国際問題にこれからも一生懸命努力していきたい」と語っているが、選挙区の与野党支持率差は5.5%で、政治アナリストは、「タスマニアのパルプ工場問題などの環境問題で有権者の心情に揺れ戻しが起きれば、選挙区を労働党に奪われる可能性もある」としている。(AAP)


この記事はAAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。
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