市民権テストをからかうユーチューブ
豪民主党がビデオをアップロード
ハワードもラッドもすなるユーチューブというものをアリソンもしてみんとてするなり。連邦政府が税金を使って鳴り物入りで宣伝している市民権テストの「穴」をからかう5分のビデオを豪民主党のリン・アリソン党首がユーチューブにアップロードした。たとえば、「全ての人間に機会の平等がある?」 アリソン上院議員は、「難民を収容所に閉じこめ、先住民族の期待寿命が他のオーストラリア人より17年も短いのだから、オーストラリアでは誰もが機会の平等があるというのは間違い」と反論する。さらに、政府が設問例として挙げた他の内容にも反論し、「ゴールデン・ワトルが国の紋章に描かれている花だということを知らなかったり、サー・ドナルド・ブラッドマンが偉大なクリケット選手だったことを知らなかったりすることを理由に国籍を与えないというのは荒唐無稽としか言いようがない。これでは、曖昧模糊とした質問の答を暗記できない人々を排除するために考えられたテストということになる」と語っている。テスト問題はオーストラリアの歴史、政府、地理、伝統などをテーマに移民省が数多く作成し、市民権申請者が受けるテストではランダムに20問を与え、申請者は12問に正解しなければ不合格となる。ただし、テストは何度でも受けられる。政府は、移民省の発行する「市民権申請者向けの読本」から選んでいると説明しているが、設問の内容公開を拒否しており、2007年10月1日から実施されるまで全容は明らかではない。(AAP)
この記事はAAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。
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