QLD州選出下院議員3人の容疑晴れる
連邦検事局、証拠不十分で起訴断念
2007年3月、連邦警察は、QLD選出のロス・バスタ、ゲーリー・ハードグレーブ、アンドリュー・ラミングの3下院議員の事務所を家宅捜索した。容疑は、3議員が選挙費用の国庫補助金を吸い上げ、2006年の州議会選挙の際に自由党候補者の運動資金に流用したというもの。連邦警察は約半年にわたり、証拠書類から容疑事実の究明を続けていたが、先頃連邦検事局は、有罪判決の見通しに十分な証拠がないとして、バスタ、ハードグレーブ2議員の起訴断念を連邦警察に通知していた。警察では引き続きラミング議員の容疑を調べていたが、9月28日、これも連邦検事局が起訴断念を決定した。同日、同議員はブリスベンで記者会見し、「容疑がすべて晴れてうれしい。連邦警察は徹底した捜査を行った結果、私を起訴することができず、この問題はこれで終わったと聞いている。私は一貫して潔白を主張してきたし、起訴断念の決定を歓迎する。私自身だけでなく、家族、事務所の職員、友人、レッドランズの全住民にとっても苦しい経験だった。彼らの支持と私に対する信頼に感謝する」と用意した声明書を読み上げ、報道陣の質問には答えなかった。(AAP)
この記事はAAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。
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