ハワード首相、軍歴を考えたことはない
ただし、若者には勧めたい、軍隊増員計画
連邦政府は防衛予算を大幅に膨らませるが、問題は、政府が海外各地の戦地に兵隊を送り、しかも失業率がこの10年で最低になっている時期には軍隊希望者が少ないということである。それでも政府は今後10年間で軍隊を2,600人増員する予定にしている。ハワード首相は、軍隊希望者が少ない理由を申請から入隊決定まで31週間もかかることに求めている。「31週間というのは途方もなく長い。今のように労働市場がタイトな時期に若者が採用決定を待って31週間もぶらぶらしているわけがない。是正しなければ希望者も増えない」とサザン・クロス・ラジオに語った。陸軍だけでも今後10年で1,485人増員し、2個大隊増やすという。そのために採用基準を下げることもささやかれているが、首相は、給料を上げることも重要だが、兵隊が中途退職するのは給料の問題ばかりではない。仕事で転々としたり、家族と離れて暮らすこともある。それが原因にもなっていると語る。「応募する人は多いが、軍隊で採用できる人は少ない」と語った。ハワード首相は高校時代に士官コースにいたこともあるが、軍人になることは考えず、法律を学び、政治家になった。また、イスラエル軍とヒズボラを分けるため、レバノン南部に派遣される予定の国連暫定軍増派については、レバノンにオーストラリア兵を派遣することには国益がなく、送る考えもないと語った。(AAP)
この記事はAAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。
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