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社会 - 2007年3月07日

ドラッグ・テストを迅速化することは可能

NSW州警察麻薬取締班が語る
 シドニーのセンテニアル・パークで開催された「グッド・バイブレーションズ」ミュージック・フェスティバルで「エクスタシー」錠剤を服用したアナベル・キャットさんが死亡した事件で、警察は押収した錠剤から、エクスタシーのMDMA(3,4メチレンジオキシメタアンフェタミン)だけでなく、致死性の高いPMA(パラメソキシアンフェタミン)も含まれていたことを突き止め、直ちに一般に向けて警告を発した。警告はゲイ・マルディグラの前にも再び発せられた。3月5日、麻薬取締班のグレイグ・ニューベリー部長刑事はABCテレビで、現在8週間から12週間かかっているドラッグの成分分析所要時間を短縮することが可能と語った。「可能だ。手続きを改善することも可能だ。警察は、安全な違法ドラッグなど存在しないことを度々呼びかけてきた。今回の場合、分析迅速化でアナベル・キャットさんを救うことができたかどうかは難しい問題だが、分析を迅速化すればもっと早く一般に警告を出すこともできる」と語った。アナベル・キャットさんの両親は、キャットさんと同行した友人の話として、「フェスティバル会場の外でめいめいが1錠ずつ購入した。しかし、効き目が薄れてきた時にキャットさんともう1人がもう1錠ずつ買うことを決めたとしている。キャットさんの両親も、「錠剤に(致死性の高い)PMAが含まれていると知っていれば、娘をエクスタシーを飲まなかっただろうと語っている。父親のピーターさんは、「アナベルの人生は豊かだったし、将来があったから、自分の体を傷めるようなことはしなかっただろうと思う」と語り、アリソンさんは、「時計の針を戻すことができればと思います」と語った。(AAP)


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