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政治 - 2007年9月25日

NSWとQLDの馬には手遅れか

馬インフルエンザ・ワクチン間もなく到着
 9月27日に20本の馬インフルエンザ(EI)のワクチンがフランスから到着し、競馬馬と上級馬術馬に優先的に投与される予定になっている。しかし、24日にもブリスベン首都圏のドゥーンベンで調教されている競馬馬にEI感染の疑いが出ており、シドニー南部のケンブラ・グレンジでもEI感染の疑いが出ている。この2州ではすでにEIが蔓延しており、今回のワクチンの到着はやや遅すぎたかも知れないとされている。シドニー内外3箇所の競馬場でローズヒル競馬場が唯一EIの発生を見ておらず、28日にはワクチンを受けられる予定。しかし、同競馬場の調教師はまだ緊張を解くことができない。「この近辺にも2、3キロごとに馬やポニーがいる。ちょっとしたはずみでウイルスがローズヒルに飛んでくることはありえる」と語っている。シドニー周辺のレースは、2008年初めまで再開されない見通しになってきた。QLD州でも、QLDレーシング・リミテッドが、「QLD州では競馬賭け金だけでも1億1,000万ドルにのぼり、QLD州経済に7億ドルをもたらしている」と語っている。VIC州にはまだ感染の例がなく、メルボルン・カップ開催にもまだ希望を持っている。ピーター・マクゴーラン農業大臣は、ワクチンのおかげで少し希望が出てきたと語っている。「ただ、メルボルン・カップ出場馬にワクチンの効果が現れるまでの3週間が気がかりだ」としている。27日到着分のうち1,500本だけが、VIC州のスプリング・レース出走馬に宛てられる。(AAP)


この記事はAAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。
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