シドニー・バス、フェリー運賃値上げ間近
原油価格の暴騰を受け
石油の値上がりに伴い、シドニーおよび周辺のバス、フェリー運賃の改定が申請されている。シドニー・モーニング・ヘラルドは、シドニーの公共交通機関が、バスは10セントから20セントの値上げ、フェリーは20セントから30セント、ジェットキャットは50セントの値上げを所管官庁に申請していると報じた。州のジョン・ワトキンズ交通大臣が同紙に語ったとところによれば、シドニーのフェリーのディーゼル燃料費は1年で37%上昇、3年前に比べると93%も上昇している。またバスの燃料費は年間9%近くも増大している。「公共交通機関の燃料費の膨張を運賃でまかなうことができなければ、公共交通機関を利用しない納税者にも負担させることになる」と説明している。「当然ながら値上げはコストをまかなえる最低限に抑えたいと考えているが、予定されている値上げでさえも、暴騰する燃料費を完全にまかなうことはできない」と大臣は語った。(AAP)
この記事はAAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。
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