オーストラリア国内観光低調
連邦政府委託の調査で判明
連邦政府が委託した調査をシドニー・モーニング・ヘラルド紙が入手、公表した。調査によれば、オーストラリアの国内観光はこの20年間わずかに減少傾向で、オーストラリア人が自国内であまり観光旅行をしないという結果になった。1980年中期以来、オーストラリア人の国内旅行総回数は年間0.8%しか増えていず、人口増大を考慮すると一人あたりの旅行回数は減っていることになり、平均的オーストラリア人一人は1985年には年間5回旅行していたが、2005年には4.3回に落ちている。海外旅行も2003年間までは同様な減少傾向にあったが、それ以降、海外旅行先での滞在日数が32%増大しており、旅行先としてはニュージーランドとアジア諸国が好まれているということである。国内観光旅行については、各州政府も観光業界もプロモーションのために多額の投資を行っているにもかかわらず、オーストラリア人が国内観光にそっぽを向いているという結果になった。(AAP)
この記事はAAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。
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