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コミュニティー - 2007年1月07日

ロボコップがQLD州にお目見え

州警察がブリスベンで実用化試験
 1月5日から週末にかけて、QLD州警察は、ブリスベン中央ビジネス街とフォーティチュード・バレー地区を管轄する20人からなる「風俗秩序班」の2人の警察官が、「サイロン身体装着監視装置」と名付けられた装置を身につけ、クラブやパブなど酒類販売許可施設の立ち入り検査を行った。ロボコップのシーンを地でいくようなこの装置は、警察帽に装着したミニチュア・カメラとコントローラ、記録装置などから構成され、価格は4,500ドル。警官が、クラブの従業員が泥酔者にアルコールを提供している場面を撮影、撮影画像をクラブ経営者の前で再生してみせ、違法行為を即座に停止するか、営業許可を取り上げられるかと警告を与えるのが目的。国内でこのような画像が法廷で証拠として使われたことはまだないが、画像を見せられたクラブ経営者は有罪を認め、罰金を払っている。警察側は、このカメラが効果的であることは認めつつ、現在の実用化試験より先に進む予定はないとしている。2006年4月には、イギリスで、このようなロボコップ・カメラの画像が初めて証拠として採用され、女性が有罪になっている。イギリスとスコットランドの警察はすでに家庭内暴力など特定の犯罪捜査でこの監視装置を採用している。(AAP)


この記事はAAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。
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