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政治 - 2007年3月20日

労働党支持率20年ぶりの高さ

「有権者は政権交代を望んでいる」とスワン
 3月20日付オーストラリアン紙は、3月18日、19日に行なわれたニューズポル世論調査結果を報道した。ニューズポルによると、労働党支持率は52%で20年ぶりの高率、また1996年の政権交代以来初めて、労働党党首がジョン・ハワード現首相を抜いて、「連邦首相に適任」に選ばれた。2党選択でも、前回から4ポイント上げて61%を記録、保守連合は4ポイント下げて39%になった。「連邦首相適任者」でもケビン・ラッド労働党党首は前回から4ポイント上げて49%、ジョン・ハワード現首相は2ポイント下げて36%になった。また、ハワード首相の実績に不満は、2005年11月以来の最高で50%にのぼった。一方、ラッド党首の実績に満足は、66%にも上っている。また一次票得票では保守連合が1998年6月以来最低の34%に落ちた。ラッド党首は、ABC放送の7:30レポートで、「選挙はまだ何か月も先。労働党はこれからも有権者に政策を提出していかなければならない」と語った。労働党の財務スポークスマン、ウエイン・スワン議員は、報道陣を前にして、「有権者が政権交代を望んでいる証拠」と語った。「国民の間に気分の変化が生まれてきている。しかし、その気分の変化を導いたのは労働党が打ち出している、未来に向けたポジティブな政策案だ」と語った。ただし、スワン議員は、「選挙が近づくにつれて、政府も世論を逆転させるためにどんな手でも使ってくるだろう。納税者の金を消費して挽回の宣伝戦ををするかも知れないし、選挙で勝つためには金をばらまくことも惜しまないだろう」とした。(AAP)


この記事はAAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。
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