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政治 - 2007年3月04日

VIC州単独で話を進める用意がある

110億ドルのマレー・ダーリング水系計画に反対
 連邦政府が110億ドルの計画の交換条件として、マレー・ダーリング水系の管理権を州政府から連邦政府に移管することを要求し、NSW、QLD、SAの3州とACTが同意し、VIC州だけがさらに交渉を要求していた。2月2日、VIC州政府のスウエイツ水資源担当大臣は、連邦の環境水資源大臣マルコム・タンブル氏と会談する前に記者会見を行ない、「VIC州政府としても連邦政府とは協力的な態度で話し合いたい。しかし、VIC州政府はこれまでスノウイー、マレー、ゴルバーンなどの河川について配分する水量を確保する改善を行なってきた。今、これだけの努力を簡単に明け渡すにはいかない。州政府は州の農民に水利権を確保する取引の一環として、2年にわたり水資源の特別枠を仲介してきた」としている。また、VIC州政府は、連邦政府の移管案を拒絶し、水系管理権を握っていくつもりかとの質問に「そのとおりだ」と答えた。さらに、今年になってメルボルン市民が上水道消費量を前年比で14%節減したことについて、市民に感謝の言葉を述べた。連邦政府の水資源大臣マルコム・タンブル議員は、水系管理権移管計画でVIC州政府の同意が得られると期待していると語り、VIC州政府がこのまま合意を拒否すると、VIC州の潅漑農家が不利益を蒙ることになると語った。さらに、「計画案予算は、潅漑施設で農場に給水することから農場そのものに対しても潅漑農家の効率改善のために巨額の金が用意されている。VIC州が計画に参加すれば巨額の金を州内で使うことができる」としている。(AAP)


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