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国際 - 2006年5月27日

「政府は騒乱を防げたはず」

ラモス・ホルタ東ティモール外相、ABCテレビで

 東ティモールで23日から発生した騒乱は、政府が2年前に対応していれば防げたはずだ――。同国ラモス・ホルタ外相が26日にABCテレビに語ったところによると、政府は約2年前から、政府軍内で長期にわたり対立や緊張状態が生じていることを把握していたという。「その時期に、あるいは遅くとも騒乱の3カ月前に統制をとっていれば、今回の騒乱は防ぐことができたはず」と同外相は述べた。
 東ティモールでは今週、首都ディリを中心に騒乱が激化し、警察官ら9人が死亡、27人が負傷した。既に豪軍の兵士1,800人が現地入りし、市内などの警備に当たって治安回復に努めている。ハワード首相は26日、不安定な情勢を招いた責任の一部は東ティモール政府にあると述べた。(AAP)


この記事はAAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。
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