シドニーで日豪交流史写真展
日豪関係の歴史を写真で綴る「日豪交流史写真展」が6月2〜9日、シドニー市内サーキュラ・キーのカスタム・ハウスで開かれる。日豪交流史写真展実施委員会と2006日豪交流年実行委員会が共催、在シドニー日本国総領事館が後援する。オーストラリアの捕鯨船の北海道漂着(1831年)から今日に至るまでの2国の交流の歴史を約150枚の写真と解説で紹介する。入場料は無料。
現在の良好な日豪関係は、第2次世界大戦後に構築されたと思われがちだが、過去の貴重な写真を見ると、QLD州への日本人移民や、シドニー、メルボルンでの日本人ビジネスマンの活躍など、実は戦前のかなり早い時期から交流が進んでいたことが分かる。その後の第2次大戦による2国間関係の中断、戦後の和解、現在に至る交流の様子を貴重な写真で追う。
同写真展はこの後、キャンベラ、メルボルン、パース、ブルームを巡回する予定。現在の良好な2国間関係の尊さを再認識するよい機会となりそうだ。
■日豪交流史写真展
Partners in a New Vision
一般公開:6月2〜9日
会場:Customs House, 31 Alfred St., Circular Quay
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?オーストラリアを訪れた岸首相(右)とメンジース首相
?展示される4人の日本人がサーフィンしながらオーストラリア東海岸を旅するロード・ムービー「ボンダイ・ツナミ」の写真
この記事はAAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。
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