オーストラリア人民間警備員死亡
イラク南部の路肩爆弾で
8月3日、イラク南部ウム・カスルで活動する民間警備会社アーマーグループの警備員ジョン・ハダウェイさん (34) は路肩に仕掛けられた爆弾で重度のやけどを負い、緊急治療のためドイツの病院に送られ治療を受けていたが、14日死亡した。ハダウェイさんはオーストラリア軍で兵士の経歴を持ち、8週間イラクに勤務し、4週間の休暇を取るローテーションで働いており、数週間前にタヒチで結婚式を挙げ、18日にはオーストラリアの新婚家庭に戻る予定だった。家族がドイツに飛び、ジョンさんに付き添ったが、遺灰をジョンさんが勤めていた兵舎の庭に撒く予定にしている。同爆発事件では同僚二人も死亡している。その他にも6月8日に同じアーマーグループの警備員ウェイン・シュルツさん (34) が、バグダッドの北300キロの地点で、乗っていた装甲車が爆弾で破壊された際に死亡しており、またイラクでは8月に入って別の爆発事件でもオーストラリア兵数人が負傷しており、またイラクの兵舎内で自分の拳銃で死亡したコブコ二等兵の事件では、遺体のオーストラリア送還でもボスニア人の別人の遺体がメルボルンに輸送されたり、その遺体取り違え事件の調査担当者が資料をメルボルンの空港のVIPルームのコンピュータに置き忘れ、マスコミに流されるなど、イラク駐留の豪軍の組織の様々な問題点が明らかになった。(AAP)
この記事はAAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。
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