連邦警察、連邦議員事務所3か所を急襲
未確認情報では、「選挙手当の不正使用」関連
3月2日に連邦警察が、QLD州はモートン選挙区のゲイリー・ハードグレイブ、ボウマン選挙区のアンドリュー・レイミング、ボナー選出ロス・バスタ各議員の事務所を家宅捜査したことが6日になって明らかになったが、連邦警察は「金曜日に捜査令状を執行した。これ以上は言えない」と容疑内容について明言しなかった。3月6日、ニューズ・リミテッド系紙は、この捜査が6か月前から進められており、選挙手当の不正使用に関する容疑だったと報じている。同時に南ブリスベンのウールーンガッバの印刷所とグラフィック・デザイナーの事務所も家宅捜査受けた。家宅捜査では書類が押収された。ピーター・ビーティQLD州首相は、「州自由党周辺には腐敗の臭いが漂っている」と語ったが、3議員は不正行為を否定している。6日、ジョン・ハワード連邦首相は、「警察に捜査させること。私が言えるのはそれだけ。3議員は、有罪判決が出るまでは無罪として扱われるべき」とした。7日には、ビーティQLD州首相が、自由党のブルース・フレッグ党首に、「私はこれまでこういう問題に厳格に対応してきた、フレッグ党首にも同じ清潔さを求める」として、同日中に選挙手当不正使用問題を犯罪不正行為調査委員会(CMC)に届け出るよう要求した。これに対してフレッグ党首は、州首相の発言を「自由党中傷キャンペーン」と批判、公金の不正使用があれば私が許容しない」とし、CMCへの報告は拒否した。これを受け、3月8日には、ビーティ州首相が容疑をCMCに報告する採算が強まった。一方レイミング議員は、$67,000の選挙手当不正使用容疑は、私のスタッフの一人で不満を持っていた者の言葉がきっかけになっているとした。(AAP)
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