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国際 - 2007年8月05日

伊24潜乗員の家族、追悼式に出席

2006年に発見された特殊潜航艇
 1942年5月23日、潜水母艦から発進した偵察機がシドニー湾上空に侵入、ハーバー・ブリッジを回って帰還している。同31日、甲標的特殊潜航艇3隻がシドニー湾内に侵入し、米艦シカゴを狙って魚雷を発射したが、命中せず、宿泊船カッタバルに命中して21人の水兵が死亡、3隻のうち伊22、伊27の2隻は自爆しあるいは水雷で沈没し、両艇は後に引き揚げられ、乗員は豪海軍から海軍葬の栄誉を受けた。しかし、伊24の行方は杳として不明だった。伊24が発見されたのは2006年末近く、シドニー湾口北東の海底だった。2007年8月6日、広島原爆投下62年目にあたる月曜日、シドニー市内ガーデン・アイランドのHMASカッタバル海軍基地において、日豪の関係者、伊24の乗員、伴勝久中尉と芦辺守一曹の家族が出席して追悼式が開かれる。式には海上自衛隊の(JMSDF)練習艦隊乗員150名のパレードも行われる他、特殊潜航艇の遺品の展示が式出席者に公開される。その後、バンガン・ヘッド沖合の伊24沈没水域でも追悼式が行われる予定。同水域は1976年の歴史難破船保護法で保護されており、また歴史遺産にも指定されている。なお、海上自衛隊練習艦隊の艦内一般公開(無料)は、8月8日(水曜日)、ダーリング・ハーバー第8埠頭で午前9時より午前11時までと午後1時より午後4時まで。(AAP)


この記事はAAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。
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