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国際 - 2007年8月05日

豪兵、子供2人に傷を負わせ、運転手を射殺

連邦政府は豪兵の行為を擁護
 7月25日、豪軍再建タスク・フォースが駐屯しているアフガニスタンの町タリン・コウト付近の検問所で、停止の合図を無視して走り続けた車に向かって射撃、車に同乗していた二人の子供が負傷した。8月2日、豪国防軍のアンドリュー・ニコリッチ陸軍准将は、5歳の女の子が手を負傷し、2歳の男の子が頭と体に軽い傷を負った。2人は事件後直ちに国際治安支援部隊隊員の手当を受けて帰宅し、今は順調に回復している。子供が負傷したのはまことに遺憾なことだと語った。また事件について、「停止するよう声を挙げ、合図もしたが、車はなおも検問所の兵士に向かって近づいてきたため、交戦手順に従って射撃を始めた。当時、兵士には現実緊急の危険があった」と語っている。もう一つの事件は7月24日に起きたもので、小型トラックが豪兵の停止合図にかかわらず、兵士たちに向かって走り続けたため、射撃したと説明されている。また、射撃後小型トラックを調査したが、爆発物は発見されなかったとされている。ABCラジオに出演したブレンダン・ネルソン防衛大臣は、「いずれの事件でも豪兵の行為は正当だった。停止合図に従わず近づいて車に爆発物が積んであるかもしれないと考えられ、車を射撃した」と語った。また、「どんな場合でも非戦闘員が負傷・死亡することは非常に残念なことだが、被害者の家族は事件がどのような状況で起きたかをよく理解していると聞いている」と語った。また、ニコリッチ陸軍准将は、このような事件が起きれば必ず捜査を行っている」と説明している。(AAP)


この記事はAAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。
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