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国際 - 2007年8月17日

イギリス、インド、中国が大手移民出身国

移民省発表2006年度移民白書
 8月16日、連邦政府のケビン・アンドリューズ移民相は、2006年度移民白書を発表した。オーストラリア永住権を獲得した移民は総数約15万人で、そのうち3分の2が技能移民。出身国別ではイギリスの24,800人、インドの15,865人、中国の14,688人がトップ・スリーで、4位以下は極端に少なくなり、南アフリカの4,293人、マレーシアの3,838人を加えて148,200人のうち97,920人を占める。技能移民の職業では会計士、コンピュータ技術者、正看護士が主流を占め、平均年齢は31歳。アンドリューズ大臣は、膨大な数の海外労働者を国内に導入することを擁護し、「国内で技能労働者が不足しており、現実にはヨーロッパ、アメリカ、カナダ、ニュージーランドと競争で(発展途上国から)海外労働者を輸入しなければならない。オーストラリアのビジネスが将来も繁栄を続けられるよう、生産性の高い国にしていかなければならない」としている。また、家族呼び寄せ制度の移民数は50,079人で、国別内訳は、イギリスが6,540人、中国が6,037人、インドが3,634人、フィリピンが3,098人、ベトナムが3,040人など。アンドリューズは、「経済のグローバル化で20代、30代のオーストラリア人が留学や就職で海外に出て行くことが多い。彼らは結婚相手を海外で見つけ、連れ戻ってくる」としている。難民その他人道移民は13,017人となっている。2007年5月の予算案で、連邦政府は、技能者不足が経済発展にブレーキをかけることがないよう、2007年度の技能移民受け入れ枠を102,500人に増やすことを発表している。(AAP)


この記事はAAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。
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